2016年3月9日水曜日

金価格は今後更に上昇する見込み

Gold rush! The yellow metal is in a bull market - March 7, 2016


金は今年20%上昇しており、所謂"強気相場入り"しております。まず年始の金価格上昇ですがこれは理解も容易です。中国経済・世界経済への懸念のため株価や原油価格が大きく下落しましたが、金は資金の逃避先としての需要があるため、その価値が上昇したと考えられています。しかしここ最近は状況も異なります。原油価格が2月11日に$26/bblで底打ちしてからわずか数週間で40%以上も上昇しており、S&P500も同期間で10%上昇しているにも関わらず、金価格も同様に同期間で更に6%の上昇となっています。

このように金への需要が終わらない理由として、日欧でマイナス金利が導入されている事が挙げられます。金は通貨の代用としての役割もあるため、円やユーロが緩和政策でその価値を落とす中で、より魅力を増したと考えられています。また米国での景気回復が鮮明になれば、インフレ率の上昇とそれによるドル上昇でリターンを得る事も出来ますが、それをヘッジするためにも金が使われるため需要は増します。現在シカゴ商業取引所での金利先物市場ではFRBの6月利上げの確率は53%、9月は39%となっています。

また、金価格がまだ割安水準にある事も理由の1つです。2011年9月に1オンス1,920ドルと過去最高を記録しましたが、現在は約1,270ドルと約35%も下落した水準で取引されています。そしてもう1つが"需給"です。World Gold Council のデータによると、昨年の金鉱山の成長は停滞していたため、今年の供給量は減少する可能性があります。一方、中国やインドといった国では宝飾品や地金、金貨などに用いる金需要の高まりが予想されており、実際に世界最大の市場である中国での昨年の10-12月(4Q)の金地金と金貨の需要は、人民元安が影響して前年同期比25%増、通年でも21%増と急拡大しています。そのような中、1326 SPDRゴールド・シェアのように交換売買される商品に対しても投資家の注目が高まっています。


http://money.cnn.com/2016/03/07/investing/gold-bull-market/index.html

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