本日のWTI原油先物は$34/bbl台で取引されており、2月11日に13年振りの安値となる$26.05/bblを付けてから11日で30%近く上昇した事になります。現状米国の原油生産量の減少は世界的な過剰在庫を和らげるには不十分ですが、2月17日には産油国で生産量の維持案について協議されるなど、原油価格の底打ちへ希望も見えつつあります。
実際にはイランはこの案を"joke"と一蹴しており、今後の増産を計画しています。また現在の産油国の原油生産量はその能力の限界近くに達しており、仮に維持案がまとまってもマーケットバランスにはほとんど影響が無いと考えられています。しかし、今回の維持案が今後の相互信頼を築くための"リトマス紙"の役割を果たす事で、更なる原油価格の維持・上昇に向けた協調体制が整えられるとの観測も浮上しています。
原油在庫も増え続けており先週時点で508百万バレルと膨大な量となっていますが、原油安により米国内のリグ数は10週続けて減少し、今年だけで25%も少なくなりました。それにより米・原油生産量は2015年のピーク時から4.5%減少して現在は9.26百万bbl/日となっています。ただしもし原油価格が上昇すれば生産量を増やす事が予測されますので(仮に40~50ドルでも)、例えば$80/bblといった価格まで上昇する事は無いと考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/02/29/investing/oil-prices-surge-opec/index.html
0 件のコメント:
コメントを投稿