2016年3月15日火曜日

カナダの失業率は3年振りの高水準

原油安によりカナダの失業率は上昇しています。先日発表された2月失業率は7.3%と3年振りとなる高水準で、失業率の悪化は3ヶ月連続となります。カナダは世界最大の石油輸出国の1つですが、特に石油セクターを含む天然資源産業での雇用は9,000人の減少となっています。これは原油安による影響が大きく、2月の原油価格は一時13振りの安値となる1バレル26ドル台を付けました。天然資源産業での雇用減は原油価格が1バレル1000ドルで頭を打った2014年後半からその兆候が見られていましたが、カナダ経済はアメリカ程経済が多様化していないため、その影響が大きく現れています。

カナダ経済は石油輸出への依存が大きいですが、昨年はリーマンショック後初めてリセッション入りしました。カナダのアルバータ州は世界でも有数の石油埋蔵量を誇る地区で、米国の原油輸入の最大の供給元です。これまでカナダ経済を10年に亘って牽引してきた地区ですが、1月の7.4%から2月は7.9%に急上昇し1年前に比べて56,000人もの雇用が喪失されています。

カナダのジャスティン・トルドー首相は、アルバータ州やカスカチュワン州でのインフラ整備に10億ドル投じる経済対策を提案しています。また、カナダは製造業主体の経済への図っています。現在カナダドルは対ドルで13年振りの安値となっており、その事も輸出産業には追い風になると考えられています。


http://money.cnn.com/2016/03/11/news/economy/canada-unemployment-oil-jobs/index.html?category=economy

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